九六の匣

さまざま詰めこんだ匣

【九乃翁綴】『山頭火』()

【九乃翁綴】『山頭火』(三句)

父(オヤジ)の句集綴り棚からポトリと…落ちた3枚の色紙
初めてみる山頭火の色紙だった。

分け入つても分け入つても青い山-山頭火01分け入つても分け入つても青い山


うどん供へて母よわたくしもいただきまする-山頭火02うどん供へて母よわたくしもいただきまする


ほろほろ酔うて木の葉ふる-山頭火03ほろほろ酔うて木の葉ふる






そういえば
父(オヤジ)はずっと昔に、呟くようにこう言ったことがある
私にはかあさんもお前たちがいる…。
でも、いい句だ。
それは句と生き方に対して発した言葉だったろう。


後に
仙台に赴く私の背と山々を駅舎からみていた…
父はその後、煙草も酒もやめた。
なにか決意があったのだろう。

句が綴られた
沢山の日記が棚に今ものこっている。



わが子が大学が決まった時
煙草を10年ほど休んだことがある

死んだ父に触れることができた…


背をおくる山の蒼さがちかくなり 


もうすぐ雨が降るかもしれない
手を離れていく息子
こいつにはこいつなりのいろんな人生があるのだろうなぁ


九六
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好きなものを自由に書く、読む、観る、描く。そして遊び愉しむ。
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【※】-半世紀分の散らばした気侭綴ゑ-

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