九六の匣

さまざま詰めこんだ匣

【漫画蟲発掘】『ごん/四冊の雑誌』(昭和43年~)

【漫画蟲発掘】『ごん/四冊の雑誌』(昭和43年~)


この雑誌と出会ったのは四十年前になるだろうか。四冊で終刊となったいわば幻の漫画雑誌である。貸本日の丸ブックの延長上にあり、当時の先進気鋭の若手漫画家が載せていた画期的なものである。
全四冊の2・3・4号(月~月)は当時に手に入れたものであるが、肝心の創刊号だけは探してもみつからなかったので諦めていた。最近、ネット購入を始めたので、何気なく検索してみるとナントありました。早速メールにて購入の意思わつたえて届いた創刊号はあまりにも美品で最初の三冊がみすぼらしくなったくらいでした。

ごん 創刊号 昭和43年8月1日 8月号       2号-9月号
ごん07創刊号-ごん08
3号-10月号                 4号-11月号
ごん09-ごん10終刊

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①創刊号 8月号 150円 日の丸文庫 光伸書房

表紙 石原春彦 シリーズ4冊全て
目次 沼田清

沼田清『ふりむいたやつがいた』(87PRO)
K・元美津『非情の雨』(Kスタジオ)1968年
山上たつひこ『ミステリ千夜一夜/第1話DRーO 002植民地』()68.4.25
石原春彦『8コマ』()『春夏秋冬』()『1コマ×3』()
五十嵐幸吉『ふけよ哲-前編』()
政岡としや『1/10ММ』()68.3.28
ふじたとしお/沼田清『ドクトルゴーストのカバン 第1話戦場の鬼火』()
もとやま礼子『少年たちに栄光あれ』()
沼田清『ショートショートストオリー可愛ちゃん登場』(87PRO) 
関一彦『ジュン』()op118

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②2号 9月号 150円 日の丸文庫 光伸書房

表紙・目次 石原春彦

山上たつひこ『ミステリ千夜一夜/第2話そこに奴が』()
もとやま礼子『みずえ』()
石原春彦『過失-あやまち-』()『詩とイラスト/夏の終り』()
政岡としや『大悪党インデャン・ごきぶり族』()68.6.29
関一彦『SFショートショート雨・降りしきる』(次号予告/オーム伝新連載)
五十嵐幸吉『ふけよ哲-後編』()
沼田清『ふりむいたやつがいた②波止場の騎士たち』(次号予告/蒼い狼新連載)
K・元美津『加害者は誰だ』(ケイ・スタジオ)1968.6(次号予告/次号タイムスイッチ)
角田真喜子『和解』()

筆者紹介 沼田清/K・元美津/石原春彦/五十嵐幸吉/山上たつひこ/政岡としや

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③3号 10月号 150円 日の丸文庫 光伸書房

表紙・目次 石原春彦

石原春彦『風になったナルキッソスのめざめ』()
      センチメンタルな原っぱが見た饒舌な断片的幻想
    『春彦幻想画廊/1コマ×6』()
沼田清『蒼い狼-ペイルウルフ-①プロローグ』(次号予告/新連載)
政岡としや『くたばってたまるか!!』(作品№17)
滝口隆平『風俗化したフーテン』(カット/石原春彦)
    『青春/強権に確執をかもす志』(カット/石原春彦)
寺岡みちお『雨』()
あおい章太/原案・杉山良平『自殺者』()
びとう良『きちがいピエロの死』()
K・元美津『タイム・スイッチ』(ケイ・スタジオ)
雨森豪『とぼけた連中 その1 与助と茂吉』()
山上たつひこ『ミステリ千夜一夜/第3話そこに奴がSОS』(8.7TAKO)
まつうらすみあき『オリのなかの男/ザ・ショーについて』
        『不意の歩行』()『9月時評/記念とは…』()
樋口太郎『だまっててほしいのです』()
武野シゲヤス『詩を売る少年』(43.7noko)

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④4号(最終号) 11月号 150円 日の丸文庫 光伸書房

表紙・目次 石原春彦

沼田清『蒼い狼-ペイルウルフ-②北の夜曲 その一』(予告/以下次号)
政岡としや『一匹渡世遊侠伝/893死んでもらいましょ!!』(作品№18)
山上たつひこ『ミステリ千夜一夜/第4話良寛さま』(43.9TAKO)
      『ペンのしずく』()
社圭吾『漫画雑評-1-漫画における風刺性』()
久保田厚子『ショートショートアンソロジー4つのナンセンス』
     (相対性原理・大統領・(続)星の王子さま・原始人たち-人類-)
宮谷一彦『流れるままに』()
もとやま礼子『チップという子』()
石原春彦『鶏』()『3コマ×2』()
K・元美津『デートのごほうび』(ケイ・スタジオ)68.6予告『シシっ鼻のうた』と変更
関一彦『21世紀の日本/オーム伝 第1回』()

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幻の5号予告のみ 12月号
沼田清『蒼い狼-ペイルウルフ-③』
関一彦『オーム伝 第2回』()
山上たつひこ『ミステリ千夜一夜』
宮谷一彦『』()
政岡としや『』()
石原春彦『』()
もとやま礼子『』()
K・元美津『』()
角田真喜子『』()
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『ごん』は残念なことに4冊で終わってしまった。
読者からすれば肩すかしの感はあるものの、この後、諸先生方の活躍は場所を遷し大活躍をすることになるのですが、その話は別の項で…。




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