九六の匣

さまざま詰めこんだ匣

【歩句】『浮雲』

【歩句】『浮雲』

みつけたよ
君だけの雲
はずむ春

さがしたよ
春がはこんだ
雲ひとつ

あそんだよ
夢みる雲と
春いぶき

浮雲-+




秘密基地

道端に小さな影がうずくまっている

動きもしない不思議で透明な時間と空間
人差し指で突っついてみる
プルルンと微動するが
嫌でもないらしい

見上げると 心配そうな雲がひとつ
まるで空に浮かんだひょこりひょうたん島
大丈夫、すぐに離してあげるから

ちいさな雲が納得したように
プッカリ プッカリ

雲と地上の間に滑り込むように
僕はいる
魔法のマントで空駆ける

ここはひとりだけの秘密基地
だれも入れてやんない

でも、そろそろ帰る時間
夢のおわる刻

また会えるかなぁ
影と白い雲


九六

写真提供 G氏



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好きなものを自由に書く、読む、観る、描く。そして遊び愉しむ。
【※】【玖絽・by96・九六・九路・KURO・物部黒彦】【96猫國から発信】
【※】-半世紀分の散らばした気侭綴ゑ-

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