九六の匣

さまざま詰めこんだ匣

【本棚】『譚海』(昭和17年10月号)

【本棚】『譚海』(昭和17年10月号)

まず見てほしい。
1-2
戦時色がこくなっていく昭和17年の雑誌「譚海」30銭です。
30銭あれば、当時煙草が10銭、蕎麦・珈琲が15銭くらいだと書いてある。するとやはり高価な雑誌という事ですね

科学と国防と表記し「今日も持場で護るぞ銃後」と縦書きしてありますね。双発の偵察機のようなものが描かれて、南方でしょうか椰子が一本ありその下は屋根がはみでています。「南方の空」と題がついて軍の許可が記載あり。

1942年つまり昭和17年の歴史を Wikipediaでみてみたが
年の初めこそ戦争の報道は盛り上がったといえる。
マニラを占領、日独伊軍事協定調印、シンガポールに上陸、パレンバン落下傘部隊降下、東京に初空襲警報発令、マッカーサーがフィリピン脱出、
しかし東京・名古屋・神戸が初空襲される、加藤建夫中佐戦死、ミッドウェー海戦へとつづくが、その頃海の向こうではマンハッタン計画開始された。年末にはウラン核分裂連鎖反応に成功したのである。ガダルカナル島撤退へとながれが暗く圧し掛かってきた時代、その9月に出版された一冊である。

※落下傘部隊降下には叔父がいて後に無事帰還、日独伊3国軍事協定で松島海岸にも観光のために多くのドイツ兵がやってきたという。

双葉山定次の連続優勝や世界最長となる延長28回の野球試合があった時代
国防映画を製作する日本とカサブランカやディズニーのバンビが製作されたアメリカとはかなりのギャップがあったといえる。

ただ見ていても詰らないので気になる記事を挙げてみよう。
まずこの本の裏表紙には筆書きでスパイに御用心とかかれてある。
中の広告に「メズラシイ世界の切手」の中に双発機やヒットラーの顔が印刷されたものがある。

「どんな方法で空中戦はおこなわ(は)れるか」図は※にて
「国民の唄 サトウ・ハチローの秋絵便り」カト三芳悌吉 やすらぐ唄と絵です
「飛行機ものしり帖」は項目が面白い。①発動機と故障②オクタン価とは③飛行機操縦車の養成④航空と無電の進歩⑤飛行機の高度と人体⑥音波と飛行機⑦独逸のチンバ飛行機-不平均飛行機BV141型-⑧SОS(xxx-pan-ttt)以上

「科学探偵」なる小説がある。
「科学面白図書館」では①新兵器を支配する強靭な特殊鋼②海底通過の送電線③主なき気球/大空に活躍④馬匹増産/人工受胎で大童(オオワラワ)④ここにも米英排撃/製鉄界の革命⑤失明者毎年千人に一人/油断大敵ビタミン不足 など

現在と比較対象にはならないもののなかなかの一冊ですね。

※追加の画像が入らないので後日にとおもったらなんとかできた。

譚海01-譚海02-譚海05

譚海03-譚海04-

譚海06-譚海07-譚海08

譚海09-譚海10-

譚海11

みずらいでしょうが、一応わざとやっているのです。
スキャナーで撮れば鮮明なんでしょうけどね。
そのうちそうなるかも…

誤字が多いのはお許しください。直書きなんです--言い訳です。

九六




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  • 2012/03/10(土) 10:56:00 |
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