九六の匣

さまざま詰めこんだ匣

【歩句】『波の花』(1621-1633)

【歩句】『波の花』(1621-1633)

浪の華002
D氏提供写真



迫りとぶ空にうごめく浪や華   1621

にじり寄り波掠めてや泡の花  1622
雲這いて沫田の濱や縋る浪   1623
いきり立つ岩に纏いの波の花   1624

いちじんの鼓膜すんざく濱の泡  1625
いちじんの鼓膜すんざく沫がなく  1626
一陣の喚き群がる波の花      1627

てをとりしおなご喚くや華の浪   1628
虎落笛おなご喚くか華の浪     1629
鰰や痛きに耐えて石の濱      1630

夜這いくる波の褥に飛沫かな    1631

角巻の凝らして舟をみやる女  1632

腰ぬかせ雲がはじけて虎落笛  1633


九六








飛沫(しぶき)断末魔 褥(しとね) 喚き(わめき)沫(あわ)
すんざく すん‐れつ【寸裂】(スル)ずたずたに裂くこと。また、細かく裂けること。
一陣の風【いちじんのかぜ】
風がまとまって吹くこと
ひとしきり吹く風
「一陣」は風の一吹き






選を頂きました(2012.03.07)
【G選】迫りとぶ空にうごめく浪や華
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  • 2012/03/07(水) 10:09:28 |
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好きなものを自由に書く、読む、観る、描く。そして遊び愉しむ。
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【※】-半世紀分の散らばした気侭綴ゑ-

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