九六の匣

さまざま詰めこんだ匣

「煙草がしみる」

「煙草がしみる」

何年もやめていた煙草をはじめて数年たつ

はじめて煙草をもとめ
多賀城の土手でごろ寝して煙を空に放った
宙に紫煙が気持ちよさそうに拡散していく

沢蟹が脇で蠢く

そんな土手も今はない
仙石線の音がいまも聴こえる

むせて苦しかったことを想い出す

なぜ止めたかって
愚息が一緒に住む事になり
なにかひとつ 自分に枷をはめたかった

しかし何年も経ち
今は自室に籠り
煙草を想い出した
ぷかりっと吐き出すと
父の両切煙草こと

きっとあの時の父もそうだったに違いない
とにかく今は 煙がしみる









このページのトップへ

6月

平安地可以被回家了
このページのトップへ

FC2Ad

プロフィール

九六

Author:九六
好きなものを自由に書く、読む、観る、描く。そして遊び愉しむ。
【※】【玖絽・by96・九六・九路・KURO・物部黒彦】【96猫國から発信】
【※】-半世紀分の散らばした気侭綴ゑ-

最近の記事

最近のコメント

カテゴリー

FC2カウンター


リンク

このブログをリンクに追加する

全タイトルを表示

全タイトルを表示

ブログ内検索

月別アーカイブ

ポインタ・スイッチ





ボタン

最近のトラックバック