九六の匣

さまざま詰めこんだ匣

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【視音摩缶】「TSUNAMI 津波」2008-12-27.28

【視音摩缶】2008-12-27.28

「TSUNAMI 津波」   前編95分/後編90分 2006年 英/米 NHK

2004年12月26日、インドネシア・スマトラ島沖地震によって 大津波に襲われた人々の実録風ドラマ。
娘を見失った夫婦の苦悩、夫と息子を探す母子を中心に進むが 国籍問わず死者22万人のドラマがあった。
日本も政府や、メディアもそうであっただろう、災難に襲われた自国の人間の安否確認が中心であり救助・援助ならざるえないのだろう。報道や大使館員の行動が描かれるのだ。そこに生活をしていた現地の人々は脇に追いやられるのだった。

伝染病の発生を防ぐ為に身元確認もないまま お坊様のお祈りひとつで 即火葬されていく現地の行為に、外来者達は違和感を覚え 反感を顕わにする。土葬と火葬の文化の相違が浮き彫りにされる。遺体を自国にもって帰りたいと希望する旅行者、対応に戸惑う大使館員、旅行会社、報道の記者、ボランティアの教員等 津波に翻弄される人々を綴っているのです。そして誰の責任かの問いに虚しさだけが残る。

被災地は現在どうなっているのでしょか。先日ニュースが流れていて、その後を垣間見ることができた。楽園を求める人々が相も変わらず訪れているのだろうか。そして観光に生きる現地の人々の生活を含め 自分達の思惑と別の方向へと刻まれていく。
【96】
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【歩句】『夫婦-めおと-』958

【歩句】『夫婦-めおと-』958

歳かさね十返りの花はつるまで
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『漫画蟲飼』2008/12/27

『漫画蟲飼』2008/12/27

「もやしもん」⑦ 石川雅之
もやしもん

「巨人譚」 諸星大二郎
巨人譚

年末になってこの二冊は愉しい。

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【歩句】『妻』957

【歩句】『妻』957

櫛で梳く髪のしろきに冬あかり
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【歩句】『雪花亭』956

【歩句】『雪花亭』956

小窓からまねきいれたる雪の花
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【歩句】『背-せっこ-』1274

【歩句】『背-せっこ-』1274

背痛で首もまがらぬ伸びひとつ
両手を添えし
妻にこえなし




治らぬ背の痛みを
妻がだまってさする
ありがたき

2010-3-15
玖絽

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【歩句集-轍】850-900

【歩句集-轍】850-900



【歩句】『はな日記』899-902
さそわれし 小径辿りて はなめぐり
路地いりて 小菊の束に かぜ走る
かどまがり 小菊そよぐか 秋のかぜ
かどひとつ 小菊畑は 石えのぐ

【歩句】『ななかまど』898
赤みさす 実は鈴なりに ななかまど

【歩句】『冷タキ夏』894-897
ヒトリナヲ タテル居場所ニ 唇ヲ噛ム
ワレヒトリ 病ミシ背ヨリ 汗オチヌ
ツマヒトリ アクタイツキテ アマエタル
ハナチリヌ 径ヲ踏ミユク 百日紅

【歩句】『魂送り』889-893
足早に暫しやどるか秋時雨
盆路の草刈る妻の汗ひとつ
香ながる石の畳と桶のおと
メラメラと精霊舟の魂送り
盆すぎし袖をのばして風わたる

【歩句】888
おろおろと のこり陽浴びし はなのもと

【歩句】887
妖しくも 盆をすぎたる はなのいろ

【歩句】『庭の彩り』886
あわきいろ 実りてにわの はな日記

【歩句】『夏祭』880-885
鳴りわたる 祭り太鼓や はな浴衣
かけ声と 踊る太鼓に 走り雨
撥そろえ やっこらちょいわ ほつれ髪
あせひとつ 太鼓みだれて 夏ひとよ
輪踊りの むかし踊りか 花がさく
ねりあるく よこ笛ながれ さんさ唄

こころがやっと落ちついてきたようです。
背にはしる痛みを藥でちらしたる、
我はいずこへ歩むのか
言葉あそびの
夜の雨。

【歩句】879『はる呪文』
戯れに呟く呪文 はな吹雪

【歩句】878『福寿草』
春ハ花ヲワスレナイ
花ハ春ヲワスレナイ

僕ハ君ヲワスレナイ
君ハ‥‥‥。

ツカノマノ夢
儚ク脆ク 咲キホコレ
トキハカガヤク‥。

【歩句】877『彼岸華』
香あわく 歩みとどまる 削り華

【歩句】876『虎落笛』
たえまなく 風が織りなす 虎落笛

【歩句】875『おがる』
みをひとつ 雪よりおがる 石の塔

【歩句】874『しょくらあと/猪口令糖/情人節』
手渡しも 匣々抱えて 春リボン
たくさんの猪口令糖を抱えていたのは‥誰?

【歩句】873『まちびときたらず』
ふわふわり 窓にすりよる 綿のゆき
春ちかし 梅のたよりは 雪に聴く
立春や 路ゆくひとに 笑みまじる
陽だまりの 根ゆきはまるく 路地の春
背にあたる 寒の陽射しに のびひとつ[遠句へ]


【歩句】872『氷琴』『凍葉』
ふとふりかえる 路傍に凍てつく街が 春をまつ
垂れさがる つらら落しの 独りみち
帳おち 積りし雪に 靴の跡
やわらかに 誰を迎えし 雪灯り  

【歩句】871『垂氷』
やわらぎて 軒におがるか 春つらら
ひと粒の 雫つたいて 垂氷なる
※おがるとは  成長する 大きくなる

【歩句】『牡鹿の浜』
鳥居越し わだつみのなか 金華山
坂道を 手に手を取り 鹿の声
波ゆらぐ 古の浜 月うつす
牡蠣棚の 影をうつすか 島の松

【歩句】870『闇の祭』
ゆるやかに 闇に集うか 醜男たち
寒参り 鈴ふり降ろす 闇の中
厄払う 一足揃え 無言雪

【歩句】869『七竈』
雪みちを ふとみあぐれば ななかまど
赫き実の 歩みし雪路 一里塚

ななかまどの季語は秋なのですが
雪に映える赫き実は こころ和ましてくれます。

雪まとい 兎潜むや ななかまど

【歩句】868『冬清水』
木々のこし 幾重に散らし 鎮めたる
天おつる 暫し小春か 穹の蒼

【歩句】867『六花 』
もう一歩 刻む足跡 ゆきんなか[遠句へ] 

【歩句】866『六花』

雪の夜は むかしばなしに 笑み集う
シンシンと 想い出さがし 六花舞う
 
【歩句】865『ゆく歳』

ゆく歳や のこり僅かと 蕎麦茹でる 
ゆく歳を 笑いとばして 除夜の鐘
ゆく歳に 恥じは置き去り  苦笑い
ゆく歳と くる歳またぎ 布団なか
ゆく歳は 酸いも甘いも 潔し

ふるき地図 ひろげていまは夢想旅

【歩句】864『閖上の浜』
荒波や 骨よこたえたし 艘骸

【歩句】863『イルミネーション』
みあげれば 樅のかざりや 冬の息

【歩句】862『雪音』
ぎゅつぎゅ 夜半にふりて 践みし雪

【歩句】861『年の瀬』
歩をせばめ師走かけゆく息白し

【歩句】860『』
目をほそめ孫の写真みゆるひと冬の桜梅咲くがごとくに

【歩句】859『猫窓』
窓際の 温もりあつめ 背をまるめ

【歩句】858『根雪床』
足早に チラチラ留まるか ねゆき床
陽だまりの 斑にくろし ねゆき床

【歩句】857『かばねやみ』
きみのてをかりていりたる病風呂

【歩句】856『もみじ』
朱のいろや稚児の手ひろげ五十鈴川

【歩句】855『はつゆき』
襟たてし消えゆく淡き冬きたる
てぶくろとマフラーと息のしろさと
影色は吾をすかして立ち止まり [遠句へ] 

【歩句】854『冬のいり』
豆柿を啄(つい)ばむつがい忙(せわ)しける

【歩句】853『しらかわの郷』
手を併せ萱の社か雪の郷

【歩句】852『軒並』
売らんかな飛騨の軒したむかしまち

【歩句】851『箸』
「名物やならべて哀し迷い箸」
旅の宿 これもあれもとみくらべて
ただそれだけで腹もふくれる。
「腹ひとつ酒はまわりて口かるし」

【歩句】850『伊勢詣で』
「なにごとも信心ひとつおかげ旅」
普段は神仏たのまぬことなれど お陰参りとひとの群
小石踏みしめ首垂れ 秋はただふかし。


眼が覚める。
唐突に 
ひかりが瞳のなかに差込こむ、けっして眩しい訳ではない。
おぼろげながら物体の陰影を確認できるのだ。
「でもなんかぼやけてるぞ」
なんだぁこの頬の感触は?
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【歩句】『影縫い』955

【歩句】『影縫い』955

樹々の影雪野におとす風やわし
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【歩句】『くれこづき』953-954

【歩句】『くれこづき』953-954

ぬくぬくとどんぶく羽織る暮来月

息白し衣達磨や霜を踏む

炬燵、蜜柑、どんぶく、猫
外は雪‥
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『漫画蟲飼』2008/12/18

『漫画蟲飼』2008/12/18

「かぶく者」①‐③  原作/デビット・宮原 漫画/たなか亜希夫
かぶく者

「剣客商売」②    原作/池波正太郎 漫画/大島やすいち
剣客商売

「私説昭和文学」  村上もとか
私説昭和文学

この三人の本は本気で買ってしまう自分がいる



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『影絵』

『影絵』
まちかどの風が今日はやさしい
舎をぬけだし 彷徨う

酒蔵  MO像③中の橋

菓子型①  菓子型②

影遊び

布袋 背より 布袋




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『素猫展』

『素猫展』

コメントを有難うございます
お久しぶりですね
そうかぁ 素猫展
誰といこうかなぁ 

猫の路

※☆

猫を描く

『クラ‥‥の珈琲と絵』
珈琲タイム  月と猫

『参態』
参態①  参態②
参態③




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【歩句】『はぼたん』952

【歩句】『はぼたん』952

路地に咲くはぼたんふたつこゆき舞う

はぼたん① はぼたん②




【編九】『ありがとう』

はっとして
ぼたんの音す
もちひとつ


甘藍も玉菜にはケール
かりふらわー




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『銀河の片隅夜話』【SONG FOR MY FATHER Ⅱ】

【SONG FOR MY FATHER Ⅱ】『銀河の片隅夜話』

 クリスマスツリー用 針葉樹樅の木を採り(?)に山へ行った事がある。
その頃はツリーを飾る家庭などあまりなかったと思いますが、父とふたりで箱橇(はこぞり)にスコップを積み、押しながら二人で雪道を山林にむかった。
 箱橇を知っている人はかなりの年代だ。簡単に言えば、漫画「子連れ狼」の大五郎が乗っていた箱型の橇なのだが判って頂けただろうか。

 頭には毛糸の帽子、襟巻き、防寒アノラック、下ズボン、長鞜、厚手の靴下、息は白く手袋をあかくなった鼻と頬被い、凍った雪道をキュキュっと音をたて彼の後を追って歩きつづけた記憶があります。

 彼は手先が器用なひとだった。記憶にはないが幼児期にも橇やヨットをつくってくれたらしい。竹を熱で曲げて作られたスキーや橇は緩やかな坂を滑りおりる快感は堪らない。この時の箱橇も 樅の木を根ごと入れる箱も彼が造ったものだった。造る愉しみを知っていたひとだが、子供が嬉々として歓ぶ様をみながら悦にいっていたはずだ。

とにかく程遠くない林に入り小さな樹を見つけ出し、雪をどけスコップで周りを掘り起こして、古い布で根元を包(くる)み 箱橇に載せて持ち帰った。
彼の為に書いておくが、採取した樹は会社の山林で子供のために許可をもらったそうである。

部屋の中に新聞紙を敷きをツリー置いた。
翌日、彼の手から渡された電飾は傘電灯を消した中で瞬きはじめた。初めてのクリスマスツリーはてっぺんに銀色の大きな星が据付けられ耀きをました。

十年後に蜀台に蝋燭を持ち賛美歌を唄う事になるとは想いもよらなかった、こうして仏教徒のわが家にクリスマスを祝う祭りが、その後毎年続いたのである。

それから‥
あの樹は庭に移植され育ち引っ越すまで庭の一員となった。

毎年‥     12月になると、彼との箱橇を想いだす。

ツリー①



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【歩句】『星々』951

【歩句】『星々』951

街角の樅におりたる願い星
イルミネーション① イルミネーション②


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【歩句】『擦(さす)る』950

【歩句】『擦(さす)る』950

手を擦れ布団にもぐれあし擦れ



われいでじゃ
かがもいでじゃと
ふたりして
なじょすべか
だども
しんだらいでぐねじゃ
いきてるからいでじゃと
ふたりして
わらえじゃわらえ
われもかがも
こえあらげて
わらえじゃわらえ
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【歩句】『雪音』949

【歩句】『雪音』949

言葉なく ガラスをたたく 雪音かな

窓の雪① 窓の雪②


ついいましがたまで 
雨が音をたてていた
音も収まり
窓をみやれば
風にのった雪が硝子窓の向こうから
こちらを覗っているのだろう
語りかけるように
硝子を溶かす

師走の雪



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九六

Author:九六
好きなものを自由に書く、読む、観る、描く。そして遊び愉しむ。
【※】【玖絽・by96・九六・九路・KURO・物部黒彦】【96猫國から発信】
【※】-半世紀分の散らばした気侭綴ゑ-

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